昨年を振り返りますと、日本経済は、戦後最長のいざなぎ景気を超えたとのことで、建設業界はオリンピック関連や再開発関連の旺盛な需要に支えられ、首都圏を中心に超繁忙な状況が続きました。東北地域も北東北を中心に現在も繁忙が続いています。活況を呈するという意味では、嬉しい悲鳴ではあるのですが、手放しで喜ぶ状況ではないようで、繁忙故に手持工事高は過去にない程に膨れ上がり、そのような中で人手不足が影響して大型工事は軒並み工程遅れになっているという話も漏れ聞こえてきました。また、世相を示す漢字として「災」が選ばれましたように、昨年は天災、人災も多数発生しました。最近では毎年発生するようになった激甚災害は、昨年も全国各地にて大事なインフラを破壊した上に、暮らしている人々の命や財産、生活を奪うなど、塗炭の苦しみを与えています。また、人災としても車や免震装置の品質偽装など、ブランドイメージの失墜と、後に禍根を残すような事件が発生しました。
 そのような中、当協会は東北地域における会員企業56社と賛助会員企業53社により、建築設備工事業を通じた社会貢献を果たすべく、東北地域において活動を続けて参りました。昨年は担い手確保へ向けた働き方改革の施策として、会員企業各社が有する合理化技術の集約と情報発信を行いました。また、会員企業に呼びかけて、コンプライアンス遵守と低炭素社会づくりにも取り組んでおります。
 今年は昨年に引続き本施策を継続すると共に、ワークライフバランス取組事例の研究などを加えて、業界の担い手確保や施工力の確保、しいては業界の永続的な発展に寄与して参りたいと考えています。また、まもなく8年となります。災害の時代となった平成が終わります。つまりは新たな時代の幕開けとなるわけです。消費増税があり、来年には東京オリンピック開幕と、様々な出来事にこれからも立ち向かわなければなりませんが、関係各位協力し合い、これを乗り越えて参りましょう。つきましては、ご参会の皆様の力強いご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
 結びになりますが、皆様方のご健康とご多幸を祈念して私の年頭の挨拶といたします。
 
 
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